いこまや通信No.1 1996年4月発行

弥生の回想

難病を宣告されて八年、自然療法と食を通して元気になった体験を皆様に お伝えしたいと店を改装して六ヵ月、毎日が試行錯誤の連続で迷惑ばかりをおかけしますが、健康ブームに乗った自然食の店でなく大地にしっかり足を踏ん張って自然の大切さをお伝えできる場にして行きたいと思っています。

さて、3月23、24日は島根県・奥出雲に全国の和蔵会員が集まりました、環境 の激変による世界的な異常気象は定着化し、日本の四季も確実に狂いだしているとの報告に私も納得の思いでした。

各地のお百姓さんは今年も冷夏予想で米も不作、すでにアメリカでは季節はずれの大雪と洪水にみまわれ穀物類の輸出は極端に減るだろうとの話でした。

せめて日本人の主食である米は我々の手で守らねばの思いと、農業者の気持ちが消費者に理解して貰えるようしっかり橋渡しをしていきたいと強く感じました。

本記事は掲載当時の店主の主観および情勢に基づくため、掲載内容の正確性・信頼性・最新性を保証するものではございません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました